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発達障がい児/者の支援について

「発達障害」は「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定義されています。 発達障害者支援法が平成17年4月1日に施行されました。日光市では教育委員会に臨床心理士が2名配置され、発達障がいのこどもたちの早期発見、早期療育が行われています。しかし増える発達障がいのこどもたちの支援に個別の療育指導まで手が回らず、教育員会所属のために中学校在籍時までしか支援が出来ません。 発達障がい児者に対する支援は生涯に渡って必要です。まだまだ診断されず大学や就職で障がい特性があきらかになり2次障がいを起こして診断されるケースもあります。日光市は、「こども発達支援センター」を直営で運営していますが、小学校入学前のこどもたちの利用が主です。年齢で区切られない切れ目のない支援を日光市で構築していくことが必要です。小学校のPTAの時に通級学級の設置を求めてきました。理解ある校長先生により自分のこどもが在籍している小学校に通級が出来ました。通級による指導とは、小学校、中学校の通常の学級に在籍している、言語障害、情緒障害、 弱視、難聴などの障害がある児童生徒のうち、比較的軽度の障害がある児童生徒に対して、 各教科等の指導は主として通常の学級で行いつつ、個々の障害の状態に応じた特別の指導を 通級指導教室のような特別の指導の場で行う教育形態です。 さらに議員になってから、児童発達支援事業所の開設のサポートをしました。言語聴覚士の方が日光市に開設したミニヨンズラボです。 現在は、幼少期における感覚統合療法の実施、作業療法士の支援拡充、発達障害者地域支援マネージャーの育成について、発達障害者相談支援サポーターの要請について市に要望しています。発達障害の特性を「自分勝手」「わがまま」「困った子」などと捉えられ、「怠けている」「親の育て方が悪い」などと批判されることも少なくありません。しかし、特性ゆえの困難さは、環境を調整し、特性に合った学びの機会を用意することで、軽減されます。いじめにもあいやすく仕事も長続きしないなど苦労が絶えない発達障がいの方々が、早期診断、早期治療、生涯に渡る支援が受けられるように全力を尽くします。   感覚統合療法は凄く重要、なのに知られていない! 日光市議会での一般質問 令和元年6月定例会 発達障害のある人の支援の推進について (1)幼少期における感覚統合療法の実施について (2)高校進学相談について (3)発達障害者地域支援マネージャーについて (4)発達障害者相談支援サポーターについて