市長選挙2025年4月27日
日光市長選挙が近づいてきた。
現在立候補表明しているのは2人?
現職の粉川市長と3期目の市議瀬高さん。
瀬高さんは同期。先日立候補の挨拶が電話であった。
粉川市長は大嶋前市長の逝去に伴う弔い選挙で当選。
粉川市長を応援した議員は3人、私はその一人だった。
そのことには様々な思いがあった。がここでは話せない。
権力闘争が渦巻く中で、市民の要望を叶えるための判断。
人からは清廉潔癖に映ってる私だが、政治力学を無視して
そんなことだけを押し通していたら政策は通らない。
一般質問も、予算決算の質問も事前に執行部に打診し、
反応や適切な時期を調整しながら進めてきた。
議員の役割は政策を通す事。実績をだすこと。それは自分のためではない。
市民が生活するうえで切実に悩み、その悩みを解決できるのが政策。
例えば障がい者の方の親の悩みは、親亡き後の問題。切実な悩み。
それを個人の力で何とか出来るものではない。
利用できる福祉サービスがなければその方々は救われない。
そこで様々な調査研究し、親御さんの代わりに渾身の思いを
込めて一般質問した。日光市議会で検察すれば出てきます。
前々の斎藤市長が訴えを受け止めてくれ実現した。
それが議員の仕事だと思っている。
しかしそこに立ちはだかる政治力学。誠に始末に負えないもの。
素晴らしい政策だから実行してくれるものではない。
市議に立候補する前にある程度の議会の実情は知っていた。
前々市長の斎藤さんは市役所の職員の方で、私たち市民団体の理解者だった。
市長が部長の時に市民団体と定期的に懇話会を開催。
私は懇話会の幹事だった。その縁で日光市が合併する時に
今市市民代表として合併協議会の委員として推薦され参加していた。
議員になる前から行政とは様々な形での付き合いがあった。
前々前市長の福田市長、現衆議院議員福田昭夫さんには
市民活動支援センターを要望し斎藤市長が整えセンターを受託していた。
合併協議会に参加したことで合併後(平成18年)の行政が
気になり予算議会の時に議会を傍聴した。で失望した。
合併した意義や困難を受け止め前に進めようとの意気込みはどこへ?
更に応援していた女性議員の支援者との向き合い方をみて
そこまでするとの思いになり、私には出来ない、議員にはなりたくないと。
それが魔が差して立候補し散々な目に遭ってきた。
でここからが本題(前置き長くてスミマセン💦)
そんな私に市長選挙への立候補打診が2回あった。
斎藤市長が引退した時に立候補し前副市長を呼ぶった大嶋一生市長が
2021年4月5日に56歳の若さで逝去された時。
そして2回目はつい最近。もちろん答えはどちらもNo.
大嶋市長就任1期目の早すぎる死。私は市議2期目の事だった。
2期目の選挙直前に開かれた政治倫理審査会が私の政治人生を
大きく狂わせた。
最期の頃辛そうなお姿を今でも覚えている。
体内のリンパ組織の異常による逝去だった。
決断力のあるリーダーシップの取れる方だった。
大嶋市長の死去に伴い市長選挙が行われる。
誰が立候補するのか。
大嶋市長は2014年市長選に立候補し現職の斎藤市長に敗れ、
2018年4人が立候補する激戦を勝ち抜いた。
そんな時にある議員から出ないかと言われた。
市長が亡くなった後の選挙は弔い選挙。
大嶋市長とゆかりがある人が立候補すると
他の人は厳しい戦いとなる。
それにあの事件。『政治倫理審査会』のことがよぎる。
指定管理団体の不正を追及したことで開かれた、もう7年がたつ。
結果は「阿部和子議員に悪意はなく、むしろ市の施設やNPO法人の
ことを考えてだと思われるが、その言動は議会への手紙の提出者に
威圧的だと感じさせ、NPOの運営に介入するものであった」
結論「阿部和子議員の言論は倫理基準に反し、日光市議会議員の
品位と名誉を損なう行為であり、議会はこの報告を受け、3月30日に
阿部和子議員に対して謝罪勧告」
議員として不正をただす調査で罰せられた。そもそも指定管理の会計不正を
職員が市に申し出した事件。更に調査すると指定管理者団体のNPOが会員0
総会も理事会も開催されていない問題のある運営をしていた。
それ事態に行政も議会も動かなかった。それも2期目の選挙直前のこと。
更に酷かったのは地元新聞。パワハラ議員と書きたて、
大事な全文「阿部和子議員に悪意はなく、むしろ市の施設やNPO法人の
ことを考えてだと思われるが」を削除して掲載。何故?
記者にはあらいざらい事前に話してあったのに。
石丸さんと同じ報道被害にあった。
あがらうべく県内の弁護士に次々に助けを求めた。
しかし10人以上にコンタクトを取り会ったが引き受けてはくれず。
東京の弁護士まで追いつめられる中で相談に行った。
が駄目だった。その中でふとテレビで美人弁護士として
大阪の亀石倫子弁護士が出ていた。最後だとすぐにメールした。
神様はいた!亀石弁護士はすぐにあってくれた。
とてつもなく優しくて涙があふれた。
眠れずおびえて判断のなくなった私に寄り添ってくださった。
そして会派の方々も最後まで私をかばってくれた。
「阿部さんは何も悪いことはしていない。立候補しなさい」
2期目の選挙を出ないとしていた私の背中を押してくれた。
当選しないと思ったから潔白を証明したくて立候補。
それが何故か前回より票を伸ばして当選。
2期目は非常に辛い議員生活だった。
同僚議員は謝罪勧告したとは言え内情はわかってくれ、
かえって以前より親切にしてくれるようになった。
辛いのは野党の方々から距離をおかれたことだ。
事情を説明しようとしても会ってもくれない。
それより酷い悪口を吹聴する人がいた。
もっとも身近で過ごした人だ。
政治は裏切りの連続だと思い知った。
2期目は大嶋市長。
市長と元々親交のあった市議はわずかに2人。
私の所属する会派は市長に当選した人は民意で選ばれた人。
誰であっても応援するスタンス。なので大嶋市長とも懇意にしていた。
大嶋市長が選挙で戦った人たちは無所属となっているが
大嶋市長はじめ3人は国政では自民党を応援していた。
自民党日光支部は元副市長の阿部哲夫さんを応援していた。
それを破った大嶋市長に日光市議会で多数を占める自民会派は
快く思っていなかったと思う。
市長就任から間もなく市長はわりと大掛かりな組織改編をした。
それに反対の声があがった。私たち会派は賛成した。
それが偽手紙事件が起きて騒動になった。
全員協議会で大嶋市長が憤慨しこんな手紙が来たと。
それはある大手観光産業者の社長の名前で組織改編に反対する
そんな手紙が来て直接社長に聞いたら手紙など出していない。
では誰が名前をかたって出したと言うのか。真相はやぶの中。
そんな事が起きるのが政治の世界。
今回立候補している現職の粉川市長も瀬高議員は無所属で
闘うようだ。今や自民党党員であることがマイナスになる。
けれど国会議員で応援している人は誰なのか。
全国的に与野党相乗りで立候補した首長選挙は落選している。
風は吹き始めている。だから無所属と名乗れば良いものではない。
市民も騙されてはいけない。
。。。って言っても、では誰が良いのか。
清廉で正義感が強く出来れば若い女性。
首長に立候補するのに日光市に住んでなくても大丈夫。
誰か~~~いませんか?