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みつばち通信

活動報告

脱原発推進について

平成 23 年 3 月 11 日、東京電力株式会社(以下「東京電力」という。)福島第一原 子力発電所(以下「福島第一原発」という。)及び福島第二原子力発電所(以下「福島 第二原発」という。)は、東北地方太平洋沖地震とこれに伴う津波によって損傷し、特 に福島第一原発では国際原子力・放射線事象評価尺度(INES)レベル 7 の極めて深 刻なシビアアクシデントが発生しました。この事故は、大規模な原子力災害が、時間的にも空間的にも、いかに巨大な規模の被害をもたらすものであるかを人々に強く認識させることとなりました。(東電福島原発事故調査・検証委員会より) この事故で避難者数は164,865人(ピーク時、平成24年5月) 平成30年12月43,214人(福島県庁ホームページより)と多くの方が被害を受け、日本国内において現在でも非常事態宣言が継続しています。 日光市でも放射線量が1時間当たり0.23マイクロシーベルト以上の地域ということで、染状況重点調査地域に指定され除染対象となりました。現在でも日光市産の農林水産物のうち、「野生のきのこ」や「野生の山菜類」、「シカ肉などの野生生物」放射能基準値を超過しており被害は受け続けています。 燃料デブリが取り出せず、福島原発事故周囲は高濃度放射能汚染状況が続き、原発から出る汚染水もどんどんたまり、また海へと流れています。今でも毎日多くの人が事故の後始末のため高線量の現場で作業に従事しています。 東京電力福島第一原発事故の対応費用が総額81兆~35兆円になるとの試算を民間シンクタンク「日本経済研究センター」(東京都千代田区)がまとめています。経済産業省が2016年に公表した試算の約22兆円を大きく上回る結果で、81兆円の内訳は、廃炉・汚染水処理で51兆円(経産省試算は8兆円)、賠償で10兆円(同8兆円)、除染で20兆円(同6兆円)。現在でも廃炉作業に4000人の方々が当たっていると言われています。 このような現実を直視したいと、4年前にさよなら原発栃木の会視察に同行。南相馬市の避難所に伺い、避難生活の中で家族が分断され、自殺者も多くでたお話を聞きました。福島原発事故の風化を恐れ、再び2019年11月23日(土)~24日(日)、原発いらない栃木の会主催による福島原発周辺の現地視察に参加。福島原発事故周辺に行き、今でも事故から復旧されていない現実をみました。 この事故は自然が人間の考えに欠落があることを教えてくれたものと受け止め、この事 故を永遠に忘れることなく、教訓を学び続けなければならない。 東京電力福島原子力発電所における事故調査・検証委員会 委員長 畑村 洋太郎さんの言葉です。同感です。 チェルノブイリ原子力発電所事故、そして東京電力福島第一原発事故を教訓にして、ドイツやイタリア、そしてスイスなど、国民投票などの結果を受けて、脱原発を推進することを決定し、再生可能エネルギーを促進し、省エネ対策にも取り組む国が続いています。 このように危険で莫大な費用が掛かるエネルギー政策には反対です。汚染された地域から伐採した木材を利用したバイオマス発電にも反対の立場です。省エネ政策や安全なエネルギー政策の推進について、調査や視察、提案などを続けていきます。   福島原発事故の放射能汚染問題、あきらめず提案し続けます! 日光市議会での一般質問   ⒈ バイオマス発電について (1) バイオマス発電の国内の実施状況 (2) バイオマス発電の安全性について (3) 住民の意志の尊重について 2. 放射能汚染物質の長期保管について (1) 市の除染状況 (2) クリーンセンターの保管状況と今後について (3) 最終処分場建設について 3. 放射能被害対策総合政策について (1) 健康被害の対策について (2) 放射能汚染関連事業への対応について (3) 研究班の設置   市民活動で行動を! 実現できたこと 2018年、アースディNIKKOを提案、仲間と開催。最初の年は450人来場。2年目は3000人来場。持続可能な社会SDGsについて考える機会となりました。 ふくしま写真展 3.11から10年、故郷は今(主催:さよなら原発!日光の会)  

活動報告

映画『福田村事件』の闇がそのまま今に

★映画『福田村事件』ヒカリ座 23日まで栃木県映画センターLINEで割引券あり 森達也監督、井浦新・田中麗奈・永山瑛太出演 関東大震災直後の大正12(1923)年9月6日、利根川沿いの千葉県東葛飾郡神田村大字三ツ堀(現・野田市三ツ堀)で、香川県からやって来ていた売薬行商人の一行15人が自警団に包囲され、うち子供を含む9人が虐殺された史実に基づいている映画。 各地で朝鮮人が日本人を殺すために井戸に毒を入れたなどのデマにより虐殺が行われた背景があり起きた事件。 この福田村事件は、●日本人が朝鮮人と疑われて殺されてしまったこと、●この行商人一行が、当時、厳しい差別を受けていた被差別部落の人々であったこと 観てる途中で哀しくて涙が流れる。観た後に暗澹たる気持ちで立ち上がれない。100年前の事件なのに、今の日本でも起きてることではないか。 杉田水脈衆議院議員は「チマ・チョゴリやアイヌの民族衣装のコスプレおばさんまで登場」などと侮辱した投稿を巡り、今月までに札幌と大阪の法務局から人権侵犯だと認定された。しかし、過ちを認めず、自民党も咎めたりしない。未だに国会議員である。最近議席を伸ばしている参政党は、外国人労働者の増加を抑制し、外国人参政権を認めない。 今年3月6日、スリランカ出身のラトナヤケ・リヤナゲ・ウィシュマ・サンダマリさんが、名古屋出入国在留管理局(以下、名古屋入管)の収容施設で亡くなった。英語講師を夢見て来日後、学校に通えなくなり、昨年8月に施設に収容された。亡くなる直前には歩けないほど衰弱し、嘔吐してしまうため面会中もバケツを持っていたと支援団体などが指摘している。 それでも、点滴などの措置は最後まで受けられなかった。誰がウィシュマさんを死なせたのか?収容職員か、収容施設を改善しない政府か、そんな政府を選び続ける私たちか。。。 朝鮮人虐殺に荷担したメディア。そのメディアは今は真実を報道してるのか。杉田水脈衆議院議員を咎め、ウィシュマさんの事件の真相に迫っているのか。 100年前と変わらない差別があり、それを許す私たちがいる。そのことを問うてくる映画だった。 『いつか差別されない日がくる』 『何故生まれて来たのか』 『あったことを何故書いてはならないのか』 この言葉が重く響く。 #映画福田村事件 #ヒカリ座って凄い #栃木県映画センターLINE

阿部かずこの理念と政策 多様な人々が幸福を分かち合える公正な地域社会を 阿部かずこの理念と政策 多様な人々が幸福を分かち合える公正な地域社会を

多様な人々が幸福を分かちあえる公正な地域社会を
あなたが明日の生活を心配せず、人間の尊厳を失わず、何度でもやり直せる社会を構築するために、私は働きます。あなたのもとへ行き、あなたの声を聴きます。どうすれば困難から立ち直れるのか? そのために尽くせる同志を探し、共に勉強し政策提案し実現のために汗を流します。

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profile&history これまでの歩み

生まれ育った家庭環境のこと。看護師を志した理由。福祉の領域で市民活動、NPO法人の活動に邁進していた時期。辛かったことも良かったこともすべて糧にして「これから」に生かしていきます。

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掲載している絵画作品について 掲載している絵画作品について

作者
菅又晴美さん

いろどり豊かに伸びやかな線で描かれる晴美さんの絵は、真岡市にある「そらまめ食堂」のアートプロジェクト「そらまめ塾」で生まれました。
https://so-ra.org/mame/art.html
そらまめ食堂は、障がいを持った方たちが地域社会の一員として暮らしていくための支援を行う「特定非営利活動法人 手仕事工房そら」(益子町)が運営しています。友人である黒田太郎さんが講師を務める「そらまめ塾」を訪問させていただき、晴美さんの絵の世界に、いろんな色が共に在ることの大切さ、素晴らしさを教えられ、掲載のお願いをして使用させていただきました。

profile&history これまでの歩み

生まれ育った家庭環境のこと。看護師を志した理由。福祉の領域で市民活動、NPO法人の活動に邁進していた時期。辛かったことも良かったこともすべて糧にして「これから」に生かしていきます。

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